東京都西部の日の出山周辺に最近、クマが出没しているようなのでご注意ください。
26日に勝峰山(日の出町)を歩いたのですが、460mピーク(通称、深沢山)と東屋(写真)の間にクマのものと思われる大きな黒い糞が落ちていました。また、太平洋セメント側の登山道と林道が交差する付近で、茂みの中から聞いたことのない「グルルル〜」という吠え声を2回聞きました。
クマの糞は何度も見てきているので間違いないと思います。吠え声についてはパニックになったクマの吠える声とも違いましたが、これまでの経験では聞いたことのない声でした。
前日の25日には麻生山と日の出山の間でクマが目撃されています。クマの一日の平均移動距離は数キロだそうなので、同一個体の可能性もあります。
一応役場にも届け出ましたが、各種情報サイトには未掲載のままです。25日のクマ出没情報も東京都環境局のHPには掲載されていないので、目撃情報はもっと存在するのかもしれません。
奥多摩では何回かクマを目撃したことがあります。しかし人が襲われたという話を聞いたことはないので、この一帯のクマは人間の存在を察知すれば去っていく習性なのでしょう。
熊鈴を準備してハイキングをお楽しみください。
(2024.6.12追記)
東京都環境局のツキノワグマ目撃等情報によると、6月9日10時30分に「あきる野市入野で成獣と幼獣を各1頭捕獲」とあります。捕獲です、目撃ではありません。
その1時間半前には三内で3頭が目撃されています。
いずれも勝峰山に近いエリアなので、私の見た熊だと良いのですが。
それにしても昨年を通して捕獲は7頭なのに、今年は5月29日に留浦、6月5日に氷川、そして今回の入野。わずか10日間で4頭捕獲って、多すぎないですか〜!!
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